履歴書の健康状態と性格欄、扶養家族、通勤時間
⑦履歴書の健康状態と性格欄、扶養家族、通勤時間について
健康状態
一般的な傾向として、先進国の中でも日本の企業は障害者や病気を抱えている人に対して、とりわけ冷淡であると言われています。
特に中途採用の場合においてその傾向ははっきりと現れており、特別な理由がない限り健康状態の悪い人は採用されません。例えば若干、不整脈があったり、高(低)血圧であっても業務に支障がなければ「良好」と記入するようにした方が得策です。
ただし健康上の理由で前の職場を退社した場合などは「療養を経て症状も軽微なものとなり、再び社会復帰を目指している」旨、「健康状態」欄に記入しておいた方が企業側も安心して対応できます。完治している場合は記入する必要はありません。また定期的に通院する必要がある場合は、業務に支障がないことをアピールしておいた方がいいです。
例
通常業務に支障なし(定期的な通院は必要なため月一回、午後出勤を希望します)
また自分の健康に自信がある場合は、次のように書くと効果的です。
①良好(食事には、人一倍気を使っています。今まで風邪をひいたことがないほど、健康には自信があります。
②きわめて良好(前職場では3年間無欠勤でした)
性格
しっかりと自己分析を行っていれば、この性格欄はさほど苦もなく書くことができるはずです。自分の言葉で、てらいなくかつタイトに書き上げるようにしましょう。
①生来、のんびりやで温厚なせいかよく友達には「天然だなあ」などと言われますが、自分では広い視野を持ち、困っている人がいたら放っておけない人情家だと自負しております。貴社業務におきましても優しい気配りを忘れずに皆様と共に歩んでいけたら幸いです。
②直情径行で曲がったことが嫌いな性分のせいか、社会に出て世の中の矛盾を感じることもままありました。経験を多く積んだ今はすっかりカドも取れ、人と人とが協調し合い幸せな社会を創造していくことへの素晴らしさに希望を見出しております。これからも自分の持っている素直さと社会で学んだことを融和していきたく思っています。
③人よりも早く敏感に反応して行動へ移します。前職場ではこの性格を生かして販路を拡大させましたが、やや慎重さに欠ける面は今後改めていきたいと思っています。
扶養家族や通勤時間欄にも気を抜かない
扶養家族
実は「扶養家族数」や「配偶者の有無・扶養義務」欄は、企業側にとっては大きな関心事です。なぜなら直接的に給料や税金に反映される「お金」の問題に関わってくるからです。扶養家族数は、自分が現在扶養している家族の人数を書きます。一人もいない場合は「0」と記入します。
配偶者の有無・扶養家族はそれぞれ該当する方を○で囲みます。ただ現在、プライバシー保護の観点から、家族構成欄がある履歴書用紙は少なくなっているようです。
通勤時間
この項目はつまり、自宅から会社までの最短所要時間について書くわけです。
採用側から見れば、通勤時間の目安は一時間程度です。それ以上の時間になると、遠いところから来るというイメージを植え付けてしまいます。企業によっては、交通費やガソリン手当てを気にするところもあります。しかしここは正直に書くほかはないでしょう。
特に東京や大阪などの大都会で勤務する場合、通勤圏は年々拡大し都心に出るまで二時間以上かかるという人も少なくありません。たとえ遠くからでも、交通費が多めにかかっても、この人材が欲しいと企業側に思わせる努力をする必要がありますね。
また通勤時間には、業界紙や職務上必要とされる知識が盛り込まれた書物を読んだり、ビジネステープを聴いたりするなどして、通勤時間を勉強時間に変えるのも効果的です。




