第4の書類、自己PR書

四の書類「自己PR書」

履歴書、職務経歴書、添え状は3つで1セットということは既に述べましたが、近年、幾つかの企業では「自己PR書」なる書類を提出するよう求めるようになっています。自己PR書は基本的にはA4用紙一枚に自筆、パソコン問わず横書きし文書名(「自己PR書」)、提出日、氏名を記入します。「自己PR書」にこれといった規定はないので、自由に書いても構いません。応募者のヒューマンスキルを、採用側が最も重視しているのです。転職回数が多い、実務経験が不足しているなどの不利がある人は、自分の「人間力」を訴え、三位一体書類の更なるフォローを自己PR書で行っていきましょう。提出は基本的に自由なので、特に指示がない場合でも添付しましょう。きっとあなたの熱意が伝わります。

(1)エントリーシート作成の注意点

エントリーシートを書く場合には、「自分は『強い志望動機・入社意欲』『基礎学力と人間性』『ビジネス能力』を持った人間である」ということをアピールしなければなりません。そして、いかにして採用担当官に「自分は活躍できる有能な人材である」ということを印象付けることができるかが重要となります。要するにエントリーシート作成では、自分の志望意欲や能力をきちんとアピールできるテクニックを持つことが大切なのです。そしてそれは、面接などでも大切になってきます。

それでは、一体どのように自己PRを考えていけばいいのでしょうか。
適当に自己PRを考えても、採用を得られることは不可能です。これはエントリーシート作成だけでなくあらゆることに共通することですが、まずは全体の骨格を作っていきましょう。自己PR作成の要点を、次の内容を参考にしてみてください。

要点1

「まずは志望する企業がどんな能力・資質を求めているのかを把握する」
的を射た自己PRをするためには、まず企業がどんな人材を求めているのかを知ることが大切です。OB訪問や企業分析をするなどして、正確な情報を収集することが基本です。

要点2

「企業が求める能力・資質を、自分が保有していることをアピールする」
具体的な経験談を語ることで、企業が求める能力・資質が備わっていることをアピールしましょう。ただ企業が求めているビジネス能力は複数あるので、それぞれの能力ごとに思いつくエピソードを全て書き出していきます。どんな経験談が効果的なのかも、選別することがポイントとなってきます。

要点3

「もし欠けている能力がある場合は、習得中であることを伝える」
当然、企業が求めているビジネス能力が、あなたにない場合もきっとあるはずです。それをそのままにしておくと、企業はあなたを「不必要な人材」と判断して採用選考から除外してしまいます。企業が求める能力が足りない場合は、それを習得するために努力していることをアピールすることが重要です。自分に不足しているものを克服する準備・努力をしている人間は、きっと高い評価がもらえるはずです。

要点4

「企業の長所、特徴、仕事内容は正確に把握する」
的外れの自己PRにならないためには、志望する企業がどんな企業なのかをきちんと把握しておかなければなりません。そのため企業分析をしっかりと行っておきましょう。

要点5

「自分がやりたいこと(目標)と志望企業の仕事内容をマッチングさせる」
自分が何をやりたいのか、という目標を自己PRではっきりさせることは、とても重要です。しかしあなたのやりたいことが、その企業の仕事内容・事業内容とかけ離れていては採用側の失笑を買います。的外れにならないためにも、情報収集や企業分析は十分に行っておきましょう。

要点6

「強い志望動機があることをアピールする」
「御社で働きたいんです」という強い志望動機をアピールすることが、就職活動では何よりも大切になってきます。そしてその理由や根拠も説明し、採用側に納得させなければなりません。


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